海のふた/豊島圭介【映画館で鑑賞】
海のふた/豊島圭介【映画館で鑑賞】
カキ氷食べたくなったとさ
アツがナツい日が続きますね。私は冷たいもの口にしては、アイスリーム頭痛に悶絶しております。さて、今回はテアトル梅田にてカキ氷映画『海のふた』を鑑賞してきました。
前回の『森崎書店の日々』につづき、主演はまたもや菊池亜希子さん。菊池さんが、佐々木希に似てると思うのは私だけでしょうか。濃縮したサブカル液に三日三晩漬け込んだ佐々木希。ようわからんけどそんな感じです。菊池さん演じるまりは、『森崎書店の日々』につづき、またもや仕事辞めたOLです。なぜだか、彼女はそんな役がよく似合います。「都会から抜け出し再生しがち」顔なのでしょう。
映画の内容は、都会で仕事に疲れたOLまりが故郷の町でカキ氷屋さんを始めるといったもの。映画自体は田舎のスローライフを描いていますが、単純に田舎の生活を肯定する映画ではありませんでした。特にまりの幼馴染のおさむの夜逃げシーンでは、私が思っているほど田舎の生活は素敵じゃないと痛感させられました。のほほんと生きているように見えても、葛藤や挫折はあるんだなと。都会でも田舎でも、うまくいく時があったり、うまくいかない時があったり。田舎に帰ることも都会に出ることも、単なる気分転換にしかすぎず、結局は自分でどうにかするしかないんだなと。アイスクリーム頭痛で、脳細胞を死滅させながらそんなことを思いました。
あ、挿入歌も良かったです。
勝手に採点、星3つ。